取材規制に箝口令…佐々木朗希フィーバーを大船渡高に直撃

公開日: 更新日:

 学校はメディアやプロのスカウトに佐々木の家族との接触自粛を要望、さらに全校生徒に書面でこんな異例の通達をした。

「報道関係者から野球部のこと、佐々木君のことを聞かれたら、『学校に聞いてください』と答えるようにしてください」 これは保護者にも文書で伝えられた。事実上の“箝口令”だ。前出の千葉副校長が言う。

「公式戦は別として、練習に集中するため、学校としては一切の取材機会を設けるべきではない、という意見も出ました。ただ、そうなるとむしろ混乱を招く可能性があるため、公式戦開幕前などのタイミングで取材機会を設けます。わが校としては生徒たちの“プレー”を応援していただければありがたいですし、彼らもきっと、期待に応えてくれると思っています」

■試合に応じて「投球強度」に制限

 当の佐々木は、学校の配慮もあってか、普段通りの高校生活を送っているという。去る15日には春季大会に向けた壮行会に出席。先日、学校の体育館で行われた「生徒総会」では、委員の生徒の意見にうなずきながら耳を傾けていたそうだ。前出のマスコミ関係者が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  2. 2
    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

  3. 3
    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

  4. 4
    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

  2. 7
    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

  3. 8
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  4. 9
    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

  5. 10
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間