ヤクルト15連敗で風雲急…早くも聞こえる“ポスト小川”候補

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 さらに、さる球界関係者は「確実な実績を作ったという意味では、外様とはいえ石井琢朗打撃コーチが昇格する線もある」と、こう続ける。

「石井コーチは広島で6年間コーチを務め、常勝チームの礎を築いた。ヘッドハントされる形でヤクルトに移籍し、昨季はリーグトップのチーム打率・266、広島に次ぐ2位の658得点を叩き出す強力打線を形成。今季も239得点で、30日までは巨人と並んでリーグトップでした。コーチングの引き出しが多いだけでなく、ベンチでも常に選手を鼓舞するなどリーダーシップもある。監督経験はないですが、石井コーチ自身、以前から監督業に関心があるそうです」

 小川監督は帰宅時、選手の入れ替えについて話したものの、それ以上、多くは語らず球場を後にした。大型連敗によって、ヤクルトの次期監督問題が風雲急を告げていることだけは間違いない。

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