コーチはバレにお灸 泥沼13連敗ヤクルトが主砲外した理由

公開日: 更新日:

■相性悪い大瀬良

 もう2週間以上、勝ちに見放されている。

 ヤクルトは29日、広島に敗れて、泥沼の13連敗。球団記録の「16」まであと3に迫った。

 この日の広島の先発は、対ヤクルト戦10勝無敗の右腕・大瀬良。ヤクルトベンチはスタメンに先発の高橋を含む7人の左打者を並べた。4番には村上を入れ、ここまで12本塁打、34打点のバレンティンをスタメンから外した。

 宮本ヘッドコーチはバレンティンを外した理由をこう説明した。

「総合的に判断した。大瀬良との相性が良くないというのも加味されたと思う。本人が納得したかどうかは分からないけど」

 バレンティンの対大瀬良の通算成績は30打数6安打(打率.200)。最後にヒットを打ったのは17年9月で、昨季は9打数無安打1四球、10打席連続無安打に抑えられている。確かに「相性は良くない」。

 とはいえ、泥沼の連敗街道から抜け出せない中、主砲をあえてベンチに置いたのは、前日の守備で左前打の処理をミスしたことへのペナルティーの意味合いもあったようだ。そのことを聞かれた小川監督は「総合的に判断した」と否定しなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」