サニブラウン100mでまた9秒台 好調200mの課題は終盤の加速

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 和製スプリンターの勢いが止まらない。

 陸上の全米大学選手権(テキサス州オースティン)が5日(日本時間6日)に開幕。

 男子短距離種目の準決勝を行い、フロリダ大学のサニブラウン(20)は、100メートルで9秒96。追い風2.4メートルの参考記録ながら、自身2度目の9秒台を叩き出した。

 約1時間後に行われた200メートルでは20秒44(追い風0.6メートル)。世界各国からの留学生スプリンターを相手に、100メートルは全体2位、200メートルは同8位で、いずれも7日(同8日)の決勝進出を決めた。

 5月に行われたNCAA南東地区選手権(アーカンソー州)100メートルで9秒99をマーク。桐生祥秀(23=9秒98)に次ぐ2人目の9秒台に乗せた。今季は200メートルも好調で、同月末のNCAA東部地区選手権では日本歴代3位となる20秒13の自己ベストを記録した。

 2種目とも、日本陸連が定めた世界選手権(9月=ドーハ)の参加標準記録をクリアしているとはいえ、200メートルの日本記録(20秒03)には0.10秒の差がある。

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