著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

交流戦最下位…広島ファンの気持ちを代弁してみた

公開日: 更新日:

 カープファンの嘆き節が聞こえる。

オリックス相手、延長十回に9点取られてる間、ベンチはなにもせんかった。な~に、今に始まったこっちゃない。

 あれは忘れもせん、2016年の日本シリーズ日ハム戦や。リリーフ投手が日ハムの中田翔に押し出し許しても、ベンチは真っ青になって何の手も打たんかった。代打で大谷翔平を使うまでもなく、相手のリリーフ投手がそのまま打席に立って適時打を打たれて、その直後にレアードに満塁ホームラン打たれても、ベンチは真っ青になって何の手も打たんかった。

 今年4月10日を見てみい。ヤクルトに延長十回12点取られたときも、ベンチは真っ青になって何の手も打たんかった。

 広島ファンでスタンドは真っ赤や。ベンチだけ真っ青になっとる場合やないやろ、しっかりせんかいと、立って座って立って座って応援しとる。

 広島ファンはな。打たれた投手はすぐに二軍に落とすが、打率1割台の田中は出しつづけても、そのうち打ってくれるやろと信じて、立って座って立って座って応援しとる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明