大船渡は甲子園へ佐々木どう起用 元横浜高の名参謀が語る

公開日: 更新日:

 国保陽平監督(32)の方針で、これまでは故障リスクを避けるため、球速、球数、登板数を極力セーブしてきた。それだけに、唯一の弱点とされるスタミナに関しては未知数な部分がある。目の前に甲子園が見えてくれば、昨夏に旋風を巻き起こした金足農(秋田)の吉田輝星日本ハム)のように、火事場のばか力が出るかもしれない。

 国保監督は以前、夏へ向けて「雨が降って気温が下がり、(佐々木の)登板間隔があけばいいと思う」と希望を語っていた。日程はタイトだが、決勝が行われる来週24日まで、岩手県の最高気温は26度前後を推移する予報。30度以上が一度もない涼しい気候だ。佐々木が悲願の甲子園切符をつかむうえで、天は味方している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束