著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

五輪のために東京湾海水総入れ替え突貫工事をやるしかない

公開日: 更新日:

 うんこくさい水で2時間泳がなくて済むような根本的な対策は、東京湾海水総入れ替え突貫工事をやるしかない。間に合うんだろ~か……?

■どうすんの責任者?

 付け焼き刃の応急対策はやってるらしい。大腸菌がお台場に流れ込まないようにネットを張ったら、「いちおう水質基準はクリアしてる」ト。五輪本番はネットを三重にするから、もうぜんぜんだいじょぶだト。それでも五輪本番で台風とか来て東京湾に流れ込む川が増水したらドッサリ大腸菌が流れ込むことになるが、そうならないよう天に祈ってるんだト。神頼みなんだト。

 どうすんの責任者? 組織委員長が「アベちゃんが放射性物質はアンダーコントロールされてるって言ったけど、下水、つまりアンダー水はコントロールされてないんだな」とか、主催者の都知事が「アスリートファーストはクールビズで」とか軽口たたいてくれりゃ一発アウトなんだが、どちらも狸寝入り。

 この際、競技の名前変えてお茶を濁すか?

東京五輪正式種目、お台場マラソンスイミングうん国際大会」!

 お茶を濁してません、うんこで濁してます? うわ、よせやい!

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動