巨人はグラリ…ドラ1指名は大船渡・佐々木か星稜・奥川か

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■吉田輝星回避の後悔

「これまで、どちらかといえば即戦力を重視してきた巨人が2017年には早実の清宮(幸太郎=現日本ハム)、昨年は大阪桐蔭の根尾(昂=現中日)を1位入札した。どちらも抽選で敗れたとはいえ、球団上層部が戦力としてはもちろん、興行的にも甲子園で活躍したスターを求めているからだと聞きます。人気面を考えると、甲子園で活躍したという付加価値が入団後のファンの支持に大きく影響するのは事実。甲子園を沸かせた看板選手といえば、あの松井秀喜が最後だ。昨年、根尾の外れ1位でなぜ、金足農の吉田(輝星=現日本ハム)に行かなかったのか、読売内部にはいまだに後悔と疑問の声があるそうです。佐々木にはない『甲子園のスター』という付加価値がついた奥川を推す声が、内部で大きくなりつつあるようです」(在京セ球団の編成幹部)

 19日に行われた中京学院大中京(岐阜)との準決勝では七回を投げて2安打10三振と零封し、チームも9-0の完勝。21日の決勝で履正社(大阪)と対戦する。

 奥川の魅力に巨人が揺れている。

【写真特集】星稜・奥川の熱投に密着

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