U18侍J日下篤団長に聞いた 佐々木の状態と世界一への課題

公開日: 更新日:

奥川、佐々木を預かるプレッシャーは…

 日本での合宿を終えたU18日本代表は28日、30日開幕のU18野球W杯の開催地である韓国・釜山に乗り込んだ。初の世界一に意気込む日本だが、「ダブルエース」の奥川(星稜)はノースロー、佐々木(大船渡)も右手中指のマメとそれぞれ不安を抱えての船出となる。日刊ゲンダイは日本代表の団長で、育英高校(兵庫)監督として1993年に全国制覇を果たした日下篤氏(64=高野連理事)を直撃。球界の宝である奥川や佐々木を預かること、さらに20人の代表メンバーの選考基準、そして日本代表チームが世界一を達成するための展望と課題について話を聞いた。

 ◇  ◇  ◇

――奥川、佐々木という野球界の宝を預かる。戦力として期待する半面、故障すればそれこそ大変なことになります。

「預かる立場としてはもちろん、気を使います。合宿の段階では、高校では普段からどういう練習をしているのか、首脳陣やスタッフがしっかり話を聞き、コミュニケーションをとるところから始めた。今回はトレーナー、理学療法士に加え、初めて整形外科医のチームドクターが帯同します。常に異変がないかのチェックを怠らず、ベストな調整、起用は何かを探りながらやっていく。もちろん、むちゃな使い方はできません。これは2人だけに限りませんが、ケアをしっかりしつつ、大事に至らないようにということですね」

――佐々木は岩手大会決勝では国保監督が肩肘に配慮し、登板させませんでした。右肘に違和感が出たという噂も飛び交いました。肩肘の状態は問題ないのですか?

「そこは問題ないと聞いています。決勝の登板回避については事情があっての話でしょうから、詳しくは分かりませんが、(日本代表の)永田監督は大船渡の国保監督と直接、連絡を取り合い、事前に体の状態など調べるところは調べている。無理をさせることはないと思います」

――代表メンバー20人のうち、2年生は鵜沼(東海大相模)、横山(作新学院)の2人。来年のドラフト上位候補といわれる中森、来田(明石商)は落選しました。

「もちろん、選考過程で2人の名前は挙がりましたが、(学校が)出せないということでした。詳しい理由は分かりませんが、強引に(代表に)入れるわけにはいきませんので仕方がありません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    秋には「ミヤネ屋」降板するのに…宮根誠司が今も「嫌いな司会者」でダントツのなぜ

  3. 3

    嵐が去った後に340万人のファンが向かう先…Snow Man、M!LKに次いで有力“不祥事グループ”「ACEes」に募る不安

  4. 4

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  5. 5

    巨人・坂本勇人「引退→即監督就任」に現実味 数々の女性問題にも動じぬ“精神力”が好材料に

  1. 6

    最重鎮OB廣岡達朗氏が巨人を一刀両断「野村克也の教え子がシーズン終了まで代行なんて冗談じゃない」

  2. 7

    絶好調!巨人・阿部慎之助を支える最強あげまんグラドル小泉麻耶

  3. 8

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  4. 9

    「おい、オマエ、挨拶に来てねえよな!」納会の二次会でラーメンをすする牧田明久にお灸を据えた

  5. 10

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側