“お荷物”テコンドー協会は内紛長期化で「お家とり潰し」も

公開日: 更新日:

■昨年はボクシング連盟が

 競技団体トップの居座りが問題になったのは、昨年の日本ボクシング連盟だ。国からの助成金を山根明会長(当時)が不正流用したことが分かり、日本オリンピック委員会(JOC)は同年度の交付金(約1600万円)を支給しなかった。

 さらに、日本スポーツ協会は数々の醜聞が出てきた同連盟に対し、現状の改善を求める「勧告」の処分を下し、改善が認められない場合は資格停止を検討するとした。

 東京五輪まで1年を切り、メダルの可能性がほとんどない腐った組織は、「JOCにとってはお荷物」との声も聞く。過去には内閣府から「勧告」を受けたこともあるテコンドーの全日本協会。今後の成り行き次第では「お家とり潰し」もあるかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択