“単独3位狙い”C・キムにVさらわれ…日本人プロの深刻劣化

公開日: 更新日:

 4オーバー5位タイまでの9選手中、日本選手は堀川と比嘉一貴(24)の2人しかいなかった。

「日本人プロはこんなに下手だったのか」と評論家・菅野徳雄氏もあきれる。

「クラブもボールも格段に進化しているのに、ティーショットを狭いフェアウエーに打てるプロが少なすぎる。ゴルフはターゲットゲームであり、昔のプロは皆、針の穴を通すような厳しい練習をしてきた。そういうことを全く考えずボールを飛ばしているだけで、技術を磨く練習不足がよくわかる。ゴルフギアは進化したが、選手の技術は劣化しているとしか思えない」

 会場は6900ヤードを切る総距離が短いコースだ。ラフが短い通常大会のようにドライバーを振り回して、落とし穴につかまるプロが続出した。ゴルフはマネジメントの勝負だが、日本人プロはどうやら考える力も足りないようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然