好発進の渋野 米ツアー通算2勝目に立ちはだかる「英会話」
【TOTOジャパンクラシック】第1日
今週は勝手が違う。
米ツアー3戦目の渋野日向子(20)。17番のバーディーで4アンダーまでスコアを伸ばすも、18番は1メートルのパーパットをカップの右に外してボギー。それでも69の3アンダーで首位に2打差なら悪くない。
今大会は国内唯一の米国女子ツアー公式戦でもあり、米ツアーメンバー43人が参加(国内ツアーメンバー35人)している。初日の渋野は、飛ばし屋のL・トンプソン(24)とメジャー2勝のユ・ソヨン(29)とラウンドした。
国内ツアーでの渋野は、同世代の選手と同組になるとニコニコしながらよく雑談する。それが彼女のプレースタイル。ところがこの日、英語が話せない渋野はトンプソンとソヨンとの会話に入れず、話し相手はキャディーだけだった。