楽天2位・黒川史陽 センバツ制覇の父から受けた英才教育

公開日: 更新日:

「投手の配球や状況に合わせた打撃を考えさせるようにしました。自分自身の経験も踏まえて、投手や捕手の心理まで分析するなど、専門的なことにまで踏み込んだ。当時は難しかったでしょうけど、しっかりと考えてプレーする下地はできたと思います」(洋行さん)

 黒川は智弁和歌山高では2年時に、当初の二塁から遊撃にコンバートされても、ソツなくこなした。

「遊撃手の動き方などは脳にしみ込んでいたのかもしれません。史陽に限らず、息子たちには『おまえら3人は本当にすごい』と、とにかく持ち上げてきた。打者ならチャンスに強く、投手ならピンチの場面で抑えられるように“洗脳”してきたことも、今につながっているのかもしれません」(洋行さん)

 洋行さんは2013年を最後にセガサミーのコーチを退任し、地元の奈良県に戻って室内バッティングセンター「王寺ドームスタジアム」を開業。施設のオーナーの依頼を引き受けたもので、建物の建設費など初期費用はかからず、月々の賃料を支払っている。野球教室も開いており、現在は小、中、高合わせて約150人の生徒を抱える。これまで、智弁和歌山、履正社、天理といった名門野球部に進学した教え子もいるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国会前デモ「ごっこ遊び」揶揄で炎上の高市チルドレン門寛子議員 被害者ヅラで取材依頼書さらし“火に油”

  2. 2

    TBS「テレビ×ミセス」のスマスマ化で旧ジャニ不要論が加速 “体を張るイケメン”の専売特許は過去のもの

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    「自転車1メートル規制」で渋滞発生 道路交通法改正とどう付き合うべきか

  5. 5

    迷走から一転…NHK朝ドラ「風、薫る」にヒットの予感が漂うワケ

  1. 6

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  2. 7

    中居正広氏の公式サイト継続で飛び交う「引退撤回説」 それでも復帰は絶望的と言われる根拠

  3. 8

    「得したつもりで毎月赤字」…ポイ活にハマる人ほど貧乏になる背景と損をしない使い方

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    日ハム「にわか成り金」のトホホ 有原航平が防御率8.23で二軍落ち…「ドラフトと育成」は今や過去