楽天2位・黒川史陽 センバツ制覇の父から受けた英才教育

公開日: 更新日:

 3人の息子は、いずれも私学で、しかも長男は福岡、三男は石川と地元を離れている。

「中には特待生で入学した子もいますが、学費、寮費など何かとお金がかかります。高校は月に20万円かかることもありますが、息子たちが夢や希望をかなえるためには仕方のないことです(笑い)」(洋行さん)

 黒川は4日に、契約金6000万円、年俸650万円で合意。「プロで一流になって、お父さんに恩返しがしたい」と話した。洋行さんから受けた講義も含めて授業料を返納できるか。 (あすはヤクルト1位・奥川恭伸)

◇くろかわ・ふみや 2001年、奈良県河合町生まれ。河合第一中時代に所属した泉州阪堺ボーイズで全国大会に出場。野茂ジャパンの代表選手に選出され、アメリカ遠征を経験した。智弁和歌山では1年夏から5季連続甲子園出場。強打の二塁手として注目を集める。182センチ、85キロ。右投げ左打ち。

【写真特集】センバツ・選抜高校野球大会 準々決勝 智弁和歌山対創成館
【写真特集】
2018年センバツ・選抜高校野球大会 準決勝 2試合とも延長の熱戦

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  2. 2

    金足農・吉田大輝は「素質は兄・輝星以上」ともっぱらだが…スカウトが指摘する「気がかりな点」

  3. 3

    叡明(埼玉)中村監督「あくまで地元に特化したい。全国から選手を集めることは全く考えていません」

  4. 4

    中居正広氏に新事実報道!全否定した“性暴力”の中身…代理人弁護士は「出どころ不明」と一蹴

  5. 5

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  1. 6

    国民民主“激ヤバ”女性議員の選挙違反疑惑には党本部が関与か…ダンマリ玉木代表に真相究明はできるのか?

  2. 7

    清原和博さんの「思わぬ一言」で鼻の奥がジーン、泣きそうに。チーム内では“番長”とは別人だった

  3. 8

    嫌というほど味わった練習地獄と主力との待遇格差…俺の初キャンプは毎日がサバイバルだった

  4. 9

    例年の放送目前に「今年は27時間テレビないのか」の声が続々 2011年には中居正広氏に「女性に溺れる」との予言の因果

  5. 10

    巨人の正捕手争い完全決着へ…「岸田>甲斐」はデータでもハッキリ、阿部監督の起用法に変化も