日本がビーチW杯GL連勝 米国戦は「2」という数字がカギに

公開日: 更新日:

「かつてアジアカップで退場処分を受けたことがあり、今回がビーチサッカーの監督として2回目の退場処分です。ベンチから選手たちに指示やアドバイスを送ることができず、辛い気持ちでスタンドから戦いを見守りました。選手には迷惑を掛けた。彼らは本当に諦めず、一生懸命に戦ってくれた。感謝している」

■田畑が見事なオーバーヘッド

 このアメリカ戦の勝利には、チーム3点目を決めたFP田畑輝樹も大きく関わっている。同点で迎えた第3ピリオド序盤の30分。相手ゴール前のFP山内悠誠選手がマーカーを引き連れてファーサイドに移動。空いたスペースに左サイドのFP田畑が走り込んだ。 

 一連の動きを冷静に見ていた右サイドのFP大場崇晃が、絶妙のタイミングでFP田畑にパスを送った。「動き出した時からオーバーヘッドでシュートを打つ」と試合後に振り返ったFP田畑が見事なトラップからオーバーヘッドを決めた。

 その瞬間、メーンスタンドで腕を組んで戦況を見守っていたラモス監督は、立ち上がって両手でガッツポーズである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか