ビーチW杯は決勝進出逃す…オズのPK失敗を指揮官も気遣う

公開日: 更新日:

 パラグアイで開催されているビーチサッカーワールドカップ準決勝(日本時間12月1日午前6時キックオフ)でラモス瑠偉監督率いるビーチサッカー日本代表は、強豪のポルトガル代表と対戦して3ー3からPKの末に敗退し、史上初となる決勝進出を逃した。

 先手を取ったのはポルトガルの<双子のマルティンス兄弟>だった。第1ピリオドの2分、攻撃の中心選手であるFPビー・マルティンス選手が右サイドから日本ゴール前にパス。FP茂怜羅オズが、倒れ込みながら出した右足をかすめるようにしてボールは左サイドに渡り、これをFPビー選手の双子であるFPレオ・マルティンス選手がきっちり押し込んだ。

 12分に待望の同点ゴールが生まれた。FPオズが強烈なシュートを叩き込んだのである。大黒柱の目の覚めるような同点弾にチームは勢い付き、第2ピリオドが始まって37秒。FP山内悠誠が逆転弾を押し込んだ。大会初ゴールの山内は、大会前の怪我で登録メンバーから外れてスタンドで観戦していたFP後藤崇介選手に向かってガッツポーズ。それからベンチのラモス監督、牧野真二コーチ、チームメートと喜びを爆発させた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」