ビーチW杯は決勝進出逃す…オズのPK失敗を指揮官も気遣う

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 2-1とリードして迎えた第3ピリオド。FPベーが立ちはだかった。

 29分、ピッチ中央でFP小牧正幸と相対したFPベーは右に、左に鋭い切り返しを見せて日本ゴール左下に同点ゴールを決めた。31分にもFPビーに逆転ゴールを許した日本だったが、残り47秒にドラマが待っていた。 FP赤熊卓弥選手が同点ゴールをブチ込み、日本は窮地を脱したのだ。

 延長では両チームともに決定打を欠き、PK戦にもつれて日本の1番手はオズ。「いつも決める自信がある」オズだったが、ゴール右上に大きく外してしまった。日本は3番手のFP田畑も失敗し、あっけなく日本の敗退が決まってしまった。

「人生の中で一番大事な場面で(PKを)外してしまいました。今でも信じられません。しかし泣いたり、後悔しても何も変わりません。今は3位決定戦に勝って3位のメダルを持ち帰る。これに集中したいと思います」 

1986年1月にブラジル・リオで生まれのオズは、2007年に来日して5年後の2012年に日本人に帰化。それから日本代表の看板選手としてプレーしている。

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