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茂怜羅(モレイラ)オズ

1986年1月21日生まれ。ブラジル・リオデジャネイロ出身。身長190センチ、体重90キロの偉丈夫ながらアクロバチックさと俊敏さを併せ持ち、後方から試合の流れを見ながらのパスセンスにもたけている。2007年に初来日。2012年に日本国籍を取得した。日本代表としてW杯に4回出場。FIFA年間ベスト5に5回選ばれている。

「2023年に日本でビーチサッカーのW杯を開催したい」

公開日: 更新日:

「国内の有力6チームが参加する<タチヒビーチCUP>を開催。ファンの拡大に努めています。当面の課題としてビーチサッカーの全国リーグをつくりたい。今は地域リーグしかなく、各地域の代表など16チームで開催される全国大会も3日間だけ。Jリーグや(フットサルの)Fリーグみたいに全国リーグができれば、各チームにもスポンサーが付きやすくなる。プロになる選手が出てきたらビーチサッカーに集中できるようになり、日本代表も強くなります」

■私には誕生日が2つある

 W杯パラグアイ大会でベスト4に入ったポルトガル、イタリア、ロシア、日本の中で全国リーグがないのは日本だけ。

「ビーチサッカーが盛り上がっているのは、やはり本場のブラジルが一番ですが、全国リーグがちゃんと運営されているのは、ロシアとイタリアです。ロシアには多くの屋内コートがあり、それこそ年間を通してビーチサッカーをプレーできる環境にあります。ロシアの選手も全員がプロではありませんが、<全国リーグでプレーする>という目標があれば、より大きなモチベーションとなります。日本にも全国リーグを! 何としても実現したいと思います」

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