ヤクルト奥川の右肘炎症は吉 投球禁止調整もデータが証明
16日、ヤクルト1位の奥川恭伸(星稜)が右肘に軽い炎症があるため、炎症がなくなるまでノースローで調整することになった。奥川は「自分と球団の人と話し合って決めたことなので、ゆっくりやっていこうと思う。自分の弱いところである体幹や可動域を広げるということに取り組めるので、プラスに捉え、体を強くしたい」と、前向きに話した。
この日、新人合同自主トレを視察した小川GMが「ドラフト後の11月にメディカルチェックをした際に右肘に軽い炎症があった。15日に再検査をし、軽くなっているものの、まだ残っている状態なので今日からノースローということになった」と説明。橿淵スカウトグループデスクは、「奥川本人は『大丈夫です』と言っていたが、完全に炎症を取ってから再スタートした方がいいという判断。プロのスタート時点でこの決断をしてよかったと思えるようにやっていこう、という話をした」と語った。