燕・奥川にゾッコン?ロッテ佐々木が心待ちにする浦和の夜

公開日: 更新日:

「(自分から誘ったときに)断られなきゃいいなと思います(笑い)」

 8日、ロッテ1位の佐々木朗希(大船渡)がさいたま市内にある浦和寮に入寮。同期のヤクルト1位・奥川恭伸(星稜)がこの日、寮がほど近い佐々木と食事に行きたいと発言したことに対し、冗談めかしてこう言った。

 2人は実力を認め合う仲で、昨秋のU18W杯ではともに日の丸ユニホームを着た。佐々木が「完成度もボールの凄さも痛感した。(自分は)まだまだだと思った。野球に対して真剣に取り組み、意識の高さを実感した」と話せば、奥川も「自分よりもすごくいい投手で、自分を高めてくれる存在」と言っていた。

 とくに佐々木は、高校2年時から甲子園で活躍するなど、第一線を走ってきた奥川に大いに感化された。初対面となったU18研修合宿で最速163キロを投じたのは、奥川の存在に刺激を受け、思わず力が入ったからだ。

 U18W杯では2週間以上、寝食をともにした。高野連関係者は、「佐々木が奥川にゾッコンといった感じで、積極的にくっついていた。グラウンド外でも一緒の時間を過ごすことが多かった」と明かす。入寮するまでにも、SNSを通じて連絡を取り合っていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」