燕・奥川にゾッコン?ロッテ佐々木が心待ちにする浦和の夜
「(自分から誘ったときに)断られなきゃいいなと思います(笑い)」
8日、ロッテ1位の佐々木朗希(大船渡)がさいたま市内にある浦和寮に入寮。同期のヤクルト1位・奥川恭伸(星稜)がこの日、寮がほど近い佐々木と食事に行きたいと発言したことに対し、冗談めかしてこう言った。
2人は実力を認め合う仲で、昨秋のU18W杯ではともに日の丸ユニホームを着た。佐々木が「完成度もボールの凄さも痛感した。(自分は)まだまだだと思った。野球に対して真剣に取り組み、意識の高さを実感した」と話せば、奥川も「自分よりもすごくいい投手で、自分を高めてくれる存在」と言っていた。
とくに佐々木は、高校2年時から甲子園で活躍するなど、第一線を走ってきた奥川に大いに感化された。初対面となったU18研修合宿で最速163キロを投じたのは、奥川の存在に刺激を受け、思わず力が入ったからだ。
U18W杯では2週間以上、寝食をともにした。高野連関係者は、「佐々木が奥川にゾッコンといった感じで、積極的にくっついていた。グラウンド外でも一緒の時間を過ごすことが多かった」と明かす。入寮するまでにも、SNSを通じて連絡を取り合っていた。