徳勝龍の相撲人生を変えた大横綱・北の湖親方からの助言

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 角界では「押し相撲にこだわっていたら十両には上がれても、幕内まで行けたかどうか」ともっぱら。今でも徳勝龍は大横綱の眼力に感謝しているという。

 ここ数年は十両暮らしも多くなってきたが、それでもパワーと器用さは健在。故郷・奈良県の思いも背負っている。奈良は相撲の発祥の地。町おこしにも活用されている一方で、同県出身の横綱大関はおらず、戦後は三役に出世した力士もいない。徳勝龍は現役では奈良県出身唯一の関取として、マスコットキャラクター「せんとくん」の化粧まわしを預けられている。

 自身のため、そしてふるさとのためにも、もうひと踏ん張りだ。

▽徳勝龍 誠(とくしょうりゅう・まこと)
●本名は青木誠
●1986年8月、奈良県奈良市出身
●181センチ、188キロ
●最高位は前頭4枚目
●近大の後輩、朝乃山との対戦が最近のモチベーションになっている

【写真ギャラリー】大相撲1月場所4日目

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