エンゼルス大谷“三刀流”への条件 指揮官が外野守備を示唆

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 メジャー3年目は投打に加えて守備もこなす三刀流が実現するのか。

 右肘(トミー・ジョン)と左膝手術からの完全復活を目指すエンゼルス・大谷翔平(25)だ。すでに、ビリー・エプラーGMは投手復帰に関して5月以降になるとの見通しを明かしている。

 一昨年9月2日のアストロズ戦以来、実戦マウンドから遠ざかっているだけに、傘下のマイナーの試合での調整登板も予定され、同GMは2月のキャンプ前には具体的な復帰スケジュールを決める見込みだ。

 一方、今季から指揮を執る名将ジョー・マドン監督は「TJ手術から復帰する選手に多くを望むべきではないが」と慎重な姿勢ながらも、登板時に打席に立たせる“リアル二刀流”だけでなく、「私はどんなことでも考える。見てみたい」と、外野での起用を示唆している。指揮官は、大谷の野球センスを高く評価している。起用法や戦術の選択肢を増やす狙いもあるのだろうが、日本ハム時代の2014年以来となる6年ぶりの大谷の外野守備は簡単に実現しそうにない。

■「夏場過ぎに投手はシャットダウン」

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