巨人・丸が初実戦2安打の貫禄 S班でも見せた“決定的違い”

公開日: 更新日:

広島の日南キャンプを訪れた巨人の関係者を見つけるや、誠也は『丸さんはどうですか?』と聞いた。『S班という特別班で(バットを)振りまくってるぞ』と返されると、『あの人は放っておいたら、いつまでも振っていますから』と納得していた。誠也は一軍に定着する前、丸に弟子入りして自主トレも一緒にやった。敵になった今でも“元師匠”が気になるんでしょう」

 確かに、丸がFA移籍した1年前のキャンプでも、「丸さんは巨人で周囲をギャフンと言わせるほど活躍をして欲しい」と日刊ゲンダイに語っていた。

 丸はS班で何をやっていたのか。巨人の山崎巡回打撃コーチはこう証言する。

「自分のルーティンがしっかりあって、野球に取り組む姿勢がファームの若い選手には参考になったのではないか。見ていると、どんな練習も実戦のように一球一球丁寧に振っている。これは、なかなかできそうでできない。そこが他の選手との決定的な違いです」

■二軍で若手に助言

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発