巨人育成モタが支配下秒読み 最終テストは週末OP戦3試合

公開日: 更新日:

 巨人は21日、沖縄・那覇キャンプを「打撃練習のみ」の日に設定した。

 この日は試合がなかったため、練習は昼すぎに終了。原監督は「今日はバッティングデー。ちょっと多めに打つ一日だった」と説明した。

 キャンプも終盤戦。ここまで目立っているのは、育成のイスラエル・モタ外野手(24)だ。

 宮崎1次キャンプの4日の紅白戦での勝ち越し適時打に始まり、8日の紅白戦でも3安打。猛アピールで一軍昇格を果たすと、沖縄に移動しても勢いは止まらない。

 15日のサムスン戦で2安打、19日のフリー打撃ではエース菅野から一発を放った。その後の中日戦でも2安打。原監督に「うちにはいないタイプ」と褒められている。

 自慢の打撃だけではない。レフトからのレーザービームでも観客を沸かせる。一軍のあるコーチは「育成が何人か頑張っているけど、まずモタの支配下は決まりでしょう。モタ以外の選手が何人上がれるか」と話していた。現在、育成選手では投手の与那原、沼田が一軍キャンプに帯同中。原監督は「開幕までに(支配下登録は)3人ぐらいでしょう」と見通しを語っている。その中でもモタが筆頭候補といえそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?