阪神が寮生に“疎開”許可…門限解放が招くコロナ拡大の不安

公開日: 更新日:

 精神面への配慮だという。

 藤浪ら3選手が新型コロナウイルスに感染した阪神が6日、保健所から濃厚接触者に指定されていない寮生に対し、一時的に兵庫県内のホテルに移ったり、実家に帰省したりすることを認めた。

 阪神の「虎風荘」には感染した長坂も含め、20人以上が共同生活をしていただけに、選手の精神面や感染拡大を危惧したようだ。

 もっとも、世間がこれだけコロナ禍で揺れているさなかに、大人数の合コンに参加していたのが阪神の選手たち。主力はもちろん、二軍の若手まで女性たちとパーティーに興じていたのだ。

 さる阪神OBがこう言った。

「阪神は二軍の連中ですらタニマチがいる。彼らが甘やかすから、タダ飯タダ酒は当たり前、世間一般の感覚がマヒしているような部分がある。寮生活から解放されることで、逆に羽を伸ばしかねません。寮にいれば、少なくとも規則正しい生活は送れます。門限があるから夜通し遊ぶわけにはいかないし、集団生活を送るうえでの最低限のルールも守らなきゃならない。それすらなくしてしまったら……」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?