高校球児に三重苦…夏の甲子園からプロスカウトが消える?

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「今年はセンバツがなかったし、春の大会も軒並み中止。本来ならいつものようにスカウト全員で夏の甲子園を見るはずだったんですが……」

 プロ野球在京球団のあるスカウトがこう言って頭を抱えている。

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 現時点で今夏の甲子園大会は8月10~25日の日程で開催される予定。ネット裏には12球団のスカウトが勢揃い、全出場校の初戦を見届けてチェックするのが常だ。が、例年は6月に行われている全日本大学選手権が新型コロナ感染拡大の影響で開幕延期が決定。8月12~20日に開催されることになったため、プロのスカウト陣は、大学選手権が行われる神宮球場と分散してドラフト候補のチェックをすることになるのだ。

 前出のスカウトが、「今年の高校生の上位候補は、中森(明石商)、高橋(中京大中京)といったごく一部の選手に限られ、全体的にタマが少ない。各地区の春の大会が中止になり、冬の間に伸びた選手がチェックできていない。本来なら夏の甲子園はスカウト部全員の目でチェックしたいところなんですが……」と、こう続ける。

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