コロナ禍で高校野球に勢力図ガラリ 都市と地方で“逆格差”

公開日: 更新日:

 ドラフト候補の勢力図が変化しそうな気配だ。

 コロナ禍により、野球界が活動休止や自粛を迫られる中、アマ球界では大都市圏と地方圏で活動内容に差異が表れ始めている。7日に緊急事態宣言が発令されたことで、対象となった東京、大阪などの高校、大学などは一斉に休校となり、これと並行して部活動は休止。選手寮も一時閉鎖が相次いでいる。

 現在はスカウト活動を自粛しているというパ球団の関東地区担当スカウトが解説する。

「関東地方では、宣言の対象である東京、神奈川などに限らず、群馬、茨城など北関東の学校も活動を休止するケースがある。数班に分けて自主練習を行う一部の学校はあるものの、関東圏の大半の野球部は学校で練習さえできない状況です」

 東京では、政府が3月2日から臨時休校を要請したこともあり、早実、国士舘など強豪校はかねて活動を休止。練習を継続していた高校、大学も、ここにきて練習をストップせざるを得なくなった。国士舘の渡辺野球部長は、「今年は対外試合を行っておらず、寮生は3月中旬に自宅へ戻っている。東京は人口が多く、早めに動かないと逆に動けなくなる可能性を考慮しました」と言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状