学生アスリートに試練 メダル候補も合宿先でリモート授業

公開日: 更新日:

 乙黒が通う山梨学院大の広報によれば、今年度は東京五輪開幕に合わせて7月末に前期試験が終わる特別カリキュラムを編成した。仮に乙黒が7月にも行われる代表合宿に参加して、試験期間と日程が被っても、レポートや課題をこなせば単位取得は可能だという。五輪選手の育成に力を入れている山梨学院大らしい手厚いサポートだが、これは例外といっていいだろう。

 森が在籍する金沢学院大学では今後、通常通りの講義と、オンライン授業を並行して行うため、トランポリン代表のスケジュール次第でメダル候補の森も合宿中であってもモニターの前に座ることになる。

 今年度の始業が遅れたことで、カリキュラムを消化できず、本来なら夏休みの8月にも授業を行う大学も少なくない。

 乙黒や森に限らず、大学生アスリートの多くは文武両道を求められそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋