防御率4.45で10位…原巨人は山口俊の穴埋まらず投壊の兆し

公開日: 更新日:

 懸念されていた「穴」が埋まらないまま、19日の開幕を迎える。

 練習試合10戦で52失点。チーム防御率は4.45で12球団中10位の成績だ。昨季15勝4敗だった山口俊がメジャー(ブルージェイズ)へ移籍。その穴を埋められず、見切り発車するしかないようだ。

 宮本投手チーフコーチは「中川、デラロサ、ビエイラ。シャッフルもありながら、(終盤の)3イニングをこの3人で回していければ」と構想を語った。先発ローテにもサンチェスとメルセデスの助っ人2人が入る。外国人枠は従来の出場4人以内は変わらず、登録は5人へ拡大される見込み。巨人はルール変更を最大限に生かすつもりだ。

 巨人OBで評論家の高橋善正氏は「オープン戦、練習試合ともにピリッとしない(計6試合で防御率9.33)サンチェス、先日の西武との練習試合で独り相撲を演じた(5四球5失点で1イニング持たず)ビエイラが心配です」とこう続ける。 

■「肝心の外国人がピリッとしない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗