著者のコラム一覧
六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

J2再開J3開幕 気になるコロナ感染対策と優勝争いの行方

公開日: 更新日:

 27日は甲府との「川中島対決」だが、主力の多くが抜けて伊藤新監督の下、チームを再構築中の甲府が相手だけに付け入る隙は十二分にある。

■ダークホースは千葉

 千葉をダークボースとして注目している。

 J創設の「オリジナル10」なのにJ2暮らしが定着し、昨シーズンにいたってはJ3降格の危機に見舞われた。

 しかし、今シーズンから鳥栖やC大阪でチームを躍進させたユン・ジョンファン監督が指揮官に就任。堅守をベースにするユン・スタイルは琉球との開幕戦で早くも成果を収め、開始1分の先制点を守り切り、3年ぶりとなる開幕戦勝利を飾った。ホームに大宮を迎える再開戦は、拮抗した展開も予想される。

 J3の優勝争いは、昨シーズン初めてJ2で戦いながら、1シーズンでJ3に戻らざるを得なかった鹿児島、12シーズンに渡ってJ2を主戦場にしながら昨シーズンは最下位に終わってJ3に降格した岐阜、そして昨シーズンは攻守に安定した試合運びで3位と躍進を遂げた藤枝の3チームが中心になるだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性