阪神は開幕1勝5敗で低迷…二軍は高校球児の人気取りに血眼

公開日: 更新日:

「良いことをしているとはいえ、高校生への人気取りに必死やな」

 阪神周辺ではこんな声が上がっている。

 25日のヤクルト戦にサヨナラ負けを喫し、開幕から1勝5敗と低迷。ボロボロの一軍をヨソに、二軍はドラフト1位の西純矢(創志学園)ら新戦力を前面に押し出している。23日から甲子園で行われた二軍のオリックスとの3連戦では、24日に公式戦初登板を果たした西が3回無失点の好投。25日は同3位の及川(横浜)が2回無安打無失点に抑えると、練習試合から4番起用されている同2位の井上(履正社)が2安打3打点の活躍を見せた。

 阪神は昨年のドラフトで高卒新人を5人指名したが、生え抜きの選手がなかなか大成しないケースが多く、高校指導者や球児の印象は決して良いとはいえない。日本ハムに1位指名された清宮が「厳しく指導、成長させてくれる球団」を希望したように、育成に定評がある球団を好む傾向が強いからだ。西純ら高卒新人が1年目から躍動すれば、好感度アップにつながるという思惑である。

■高校球児の人気取りに必死…

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢