巨人菅野が82年ぶり快挙と“鬼門”神宮攻略 日本に悔いなし

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 これで思い残すことはないのではないか。

 巨人菅野智之(30)が25日、敵地神宮でのヤクルト戦に登板。7回5安打2失点で開幕9連勝とし、球団では1966年の堀内恒夫以来54年ぶり、開幕投手としてはスタルヒン以来82年ぶりの快挙を達成した。

 初回に先頭の坂口から3連打を浴びるなど2点を失ったものの、その後は1安打無失点。七回の攻撃では1点リードの2死満塁から自ら走者一掃の二塁打を放って試合を決めたが、そこは日本のエースである。試合後は「喜べる内容ではないので次に生かしたい」と反省を口にした。

 神宮は入団以来の「鬼門」だった。試合前まで通算10試合で1勝6敗、防御率5.76。今季も1試合に先発、6回途中5失点でKOされていた。

「ヤクルト打線を苦手にしているというわけではない。先日(12日)の東京ドームでの試合は7回1失点で勝利投手になっていますしね。2018年のCSではノーヒットノーランもやっているんだけど、レギュラーシーズンの神宮だけはどうにも相性が悪い。まさに鬼門と言うしかないのです」(チーム関係者)

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