ロッテで剛腕復活! 澤村の反骨精神に火をつけた4人の名前

公開日: 更新日:

 今季は二軍監督として「このままでは終わってしまう」と三軍降格を命じた。前出の高橋氏は「中大の先輩、後輩の関係で、時には厳しく当たられ、萎縮しているようにも見えた。澤村の場合、メンタル面に大きく左右されるところがある。これからはロッテで自由に投げられるのではないか。持っている能力は高いですから」と期待する。

 トレードが決まり、「教え子という立場で一番話した選手かもしれない。笑ったり、時には涙を流した」とコメントした原辰徳監督(62)の存在は言わずもがなだ。

「原監督が先発からリリーフに転向させようとした時、一度は断固拒否。後に転向したが、最近は先発転向も断っている。全権を持つ原監督の命令にノーと言える選手なんて澤村くらい。チーム内では『空気が読めない』と陰口を叩かれましたが、原監督を見返したいという気持ちは強いと思う」(巨人関係者)

 結局、原監督に見限られた格好。反骨精神を武器にここまできただけに、新天地で改めて才能を開花させる材料は揃っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々