ボディコン姿で人気 元女子プロレスラー穂積詩子さんは今

公開日: 更新日:

穂積詩子さん(52歳・元女子プロレスラー)

 女子プロレス激動期の1990年代前半、神取忍、風間ルミ、故ハーレー斉藤らが立ち上げた団体「LLPW」は本格的な格闘路線で話題となった。中でも派手なボディコンコスチュームで人気を集めたのが、“ジュリアナ詩子”こと穂積詩子さんだ。さて今、どうしているのか?

 ◇  ◇  ◇

「いらっしゃいませ。カウンターへどうぞ」

 穂積さんと会ったのはJR中央線・吉祥寺駅南口。マルイのはす向かいの飲食店ビルにあるスナック「どりんくばぁー『維新力の店』」だった。

「店名の通り、私の“オヤジ”『維新力』がオーナーで、オープンは94年10月。営業は19時から深夜2時で、定休日の日曜以外は店に出てますよ」

 維新力とは、天龍源一郎が率いた団体「SWS」や「WAR」などで活躍した大相撲出身のプロレスラー。穂積さんとは94年6月に結婚しており、取材当日も一緒だった。

「当初、お客さまは8割がプロレスファンで、北海道や九州からも来てくださいました。今は地元の常連さんが8割、ファンが2割くらいですが、引退して26年も経つのに立ち寄っていただけるんですから感謝しかありません」

 とはいっても、やはり新型コロナ禍には振り回されっぱなし。4月中旬から5月31日までは政府の緊急事態宣言で完全休業し、8月も東京都の営業時間短縮要請で営業は22時まで。9月1日から通常営業に戻したものの、「客足はいまひとつ」だ。

「8月は前年比で6割ダウンでした。忘年会シーズンの12月までにはトントンぐらいに戻したいのですが……」

 同店は、スナックながら維新力さんが所属していた大鳴戸部屋直伝の特製ちゃんこ鍋が名物。これを目当ての常連客が多く、いつもなら寒くなるとともに予約が舞い込んでくる。

「味噌、塩など6種類ありまして、1人前2500円。2人前から前日までの要予約です。宴会やパーティーは、ちゃんこ鍋のほかお料理が3品付いて飲み放題の5000円コースが好評です」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった