“ガンバの顔”遠藤が電撃移籍…囁かれる宮本監督との深い溝

公開日: 更新日:

 5日、Jリーグ最多出場記録保持者のガンバ大阪MF遠藤保仁(40)が、J2磐田にレンタル移籍することが発表された。在籍19年。W杯にも3回出場した「ガンバの顔」は、移籍理由を「小さなものが積み重なって大きなものになった」と話したが、愛着あるチームを離れる事情は何か?

「このまま生え抜きの宮本恒靖監督(43)の体制で行くのか、それとも遠藤の面倒を引退後まで見るのか、ともに契約切れで二者択一となったときにフロントは宮本監督を選んだということ」と関係者がこう続ける。

「宮本監督は、〈前線からプレスをかけながら攻守の切り替えを早くして素早くシュートに持ち込む。勝ち点獲得のためには5DFにしてでも守り倒す〉というサッカーを目指し、一方の遠藤はあくまで〈中盤でボールを回し、攻撃のリズムをつくって格上相手でも攻撃サッカーを貫き通す〉タイプ。より現実路線の宮本監督は、2019年シーズンに遠藤の先発試合を前年の33試合から20試合に減らし、この時点で遠藤は古巣の京都の関係者と〈いざとなったら移籍をお願いするかも知れない〉などと話し合っていたようです。そして20年シーズンとなった7月、遠藤が最多出場記録(632試合、現在641試合)を更新すると宮本監督はあからさまに遠藤の出場機会を減らすようになり、8月下旬に宮本監督、遠藤との間に決定的な亀裂が入った」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    【独自】亀山千広BSフジ社長“台風夜のお色気ホムパ疑惑” 「帰宅指示」を出しながら自分はハイヤーで…

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  1. 6

    明暗分けたメジャーの最新評価…ヤクルト村上宗隆「暴落」、巨人岡本和真は「うなぎ上り」

  2. 7

    中森明菜「奇跡」とも称された復活ステージまでの心技体 「初心を忘れるな」恩師の教え今も…

  3. 8

    フジの朝ワイド「サン!シャイン」8時14分開始の奇策も…テレ朝「モーニングショー」に一蹴され大惨敗

  4. 9

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  5. 10

    セレブママの心をくすぐる幼稚舎の“おしゃれパワー” 早実初等部とアクセスや環境は大差ナシ