新大関・正代は横綱に狙われる…合同稽古に白鵬参戦の魂胆

公開日: 更新日:

 いまさら「行かない」とは言えなくなった。

 16日から22日まで国技館の相撲教習所で行われる合同稽古。出稽古は5日から解禁されたものの、複数の関取が一堂に会す合同稽古の方が効率はいい。

 前日までに、新大関正代(28)や大関貴景勝御嶽海らをはじめとする関取、幕下数十人が参加のためにPCR検査を済ませている。そこにきて、横綱白鵬(35)も遅ればせながら協会に、「僕も参加します」と連絡してきたという。

 当初、正代らは参加に慎重だった。正代は「ケガをしたら意味はない。体調次第」と明言を避けていたほど。実はこれ、「白鵬と顔を合わせたくない」というのが本音だったという。なにせ正代はこれまで白鵬に不戦勝1勝を含む3勝9敗。一方的にやられている。

 が、その白鵬は8月に両ヒザを手術し、9月場所を全休。「どうも白鵬関は合同稽古に参加しないらしい」というウワサが角界に流れた。

 そこで、「だったら」と正代らも合同稽古の参加を決心。協会に通達したところ、その情報を察知した白鵬が、参加を表明してきたのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで