古江彩佳は2打差で2年連続Vならずもホステスの責任果たす

公開日: 更新日:

【富士通レディース】最終日

 昨年の今大会で国内女子ツアーでは7人目となるアマ優勝で話題を集めた古江彩佳(20)。その縁で今年3月、大会主催者の富士通とスポンサー契約を結んだ。ホステスプロとして臨んだ今年は優勝の申ジエに2打及ばず通算5アンダーの2位。とりあえず「ホステス」の責任を果たした。

 所属やスポンサーの冠大会では、選手は優勝を期待されるため、いつも以上にプレッシャーがかかるといわれている。だが、今の若い選手はそんなことで緊張せず、成績は実力通りともっぱらだ。

 例外もある。2016年から富士通と所属契約を結ぶ柏原明日架(24)は、前週まで8試合で4度も予選落ちと不調だったが、この大会は通算3アンダーの8位タイ。今季初のベスト10入りで面目を保った。

 柏原は17年大会でも優勝したテレサ・ルーから3打差の3位と健闘。それで気が抜けたのか、残り6試合はすべて2桁順位と振るわなかった。面倒を見ている企業からすれば、「他の大会でも……」と思っているに違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか