渋野日向子の国内復帰戦 エース→後半3ボギー「実力知る」

公開日: 更新日:

【樋口久子 三菱電機レディス】1日目

 右手に8番アイアン、左手にボールを持って笑みを浮かべているのは女子プロゴルファーの渋野日向子(21)。

 30日に行われた樋口久子・三菱電機レディス初日。160ヤードの8番(パー3)でホールインワンを達成し、そのときのクラブとボールを手にポーズを取った際のひとコマだ。

 今回は4カ月ぶりの国内ツアー。全英女子は予選落ち、ANAインスピレーションや全米女子は予選通過がやっと。海外ではからっきしだっただけに、バーディー発進にホールインワンの国内復帰戦は久々に波に乗るかと思われたが、後半は2度の3パットなど3ボギー。「もってるんじゃないかと思ったけど、後半はこれが実力だと思い知らされた」(渋野)という。結局、首位の勝みなみと5打差の32位タイスタートだった。

 昨年は全英を制したうえに国内ツアー4勝。賞金ランク2位とブレークしたが、今季は国内初戦も予選落ちと、精彩を欠いている。

 コロナ禍による中断で米挑戦のスケジュールが狂ったことが原因とも、スイングや肉体改造がうまくいっていないとも言われるが、さて、「強いシブコ」はいつ戻ってくるのか――。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ