渋野日向子の国内復帰戦 エース→後半3ボギー「実力知る」

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【樋口久子 三菱電機レディス】1日目

 右手に8番アイアン、左手にボールを持って笑みを浮かべているのは女子プロゴルファーの渋野日向子(21)。

 30日に行われた樋口久子・三菱電機レディス初日。160ヤードの8番(パー3)でホールインワンを達成し、そのときのクラブとボールを手にポーズを取った際のひとコマだ。

 今回は4カ月ぶりの国内ツアー。全英女子は予選落ち、ANAインスピレーションや全米女子は予選通過がやっと。海外ではからっきしだっただけに、バーディー発進にホールインワンの国内復帰戦は久々に波に乗るかと思われたが、後半は2度の3パットなど3ボギー。「もってるんじゃないかと思ったけど、後半はこれが実力だと思い知らされた」(渋野)という。結局、首位の勝みなみと5打差の32位タイスタートだった。

 昨年は全英を制したうえに国内ツアー4勝。賞金ランク2位とブレークしたが、今季は国内初戦も予選落ちと、精彩を欠いている。

 コロナ禍による中断で米挑戦のスケジュールが狂ったことが原因とも、スイングや肉体改造がうまくいっていないとも言われるが、さて、「強いシブコ」はいつ戻ってくるのか――。

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