日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

公開日: 更新日:

「ですが、実際はそれほど大変な思いをしませんでしたよ。主人の漁は女の手をあまり必要としなかったんです。お義母さんは私が作る料理を何でも『おいしい、おいしい』って食べてくれるような優しい方でした。それに、私は子供たちの時間に合わせて生活していましたから(笑い)」(正美さん)

 伊藤は3人きょうだいの長男で、1歳上の姉がいる。だからなのか、幼少期の頃は泣き虫で甘えん坊な少年だった。

「歯医者さんでは病院中に響き渡る大声で『なっちゃーん! なっちゃーん!』って、待合室にいるお姉ちゃんを呼んで、泣き叫んだりも(笑い)。野球では悔し涙することも多かったです。少年野球チームでは大会のたびに監督から渡される『○○賞』ってありますよね。大海はそれを全くもらえなかったんです。帰りの車の中で『なんでヒロだけ……』と、泣いてしまうことが何度もあって。そのたび私は『(皆に)負けてないよ、ママはヒロが一番だと思ってるよ』って励ましました」(正美さん)

 精神面を支えたのは正美さん。清光さんも伊藤のサポートに骨身を惜しまなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状