武闘集団ヘタフェで久保とアレニャの強力タッグ成立するか

公開日: 更新日:

 スペイン1部ヘタフェでの移籍デビュー戦で活躍した日本代表MF久保建英(19)だが、3つのラッキーが重なったことを忘れてはいけない。

①対戦相手のエルチェはリーグ降格圏内18位に低迷中
②後半7分にエルチェMF1人が退場
③ヘタフェ選手の執拗なプレスにエルチェ選手は疲労困憊

 後半19分にピッチに送り出された久保は、持ち味のテクニックとスピードを発揮しやすい状況だったというワケなのである。

 久保が8日にビジャレアルから移籍したヘタフェは「スペインにしては珍しく、ハードワーク&ハイプレス系の選手が大半を占め、テクニカルな久保は異質の存在といっていい」(元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏)。DFはもちろん、FWやMFも執拗にボールを追い掛け回し、足元に警告覚悟のアタックを繰り返す。ボールを奪うとシンプルに前線に放り込み、競り合いの中からシュートを狙っていく。そんな武闘派集団であるヘタフェにあって、久保の役割は<ドリブル突破を仕掛けてシュートを狙う><攻撃にアクセントをつけながら味方に絶妙なラストパスを送る>。ひとりでは荷の重いミッションだが、久保が移籍する2日前に強力な援軍が加わった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃