レアルが格下に惜敗…名門の“赤っ恥”は久保にプラスのナゼ

公開日: 更新日:

 スペインのレアル・マドリードが、世界に名だたる<名門クラブ>という金看板に泥を塗った。

 日本時間21日早朝キックオフの国王杯3回戦で3部アルコヤーノと対戦し、延長の末に1―2で敗れ去ったのである。

 レアルは格下相手に一部主力を温存。前半終了間際にレアルが先制。後半もゴールを重ねると思われたが、後半35分に同点に追い付かれ、延長後半5分に相手に退場者が出たのにその5分後、決勝ゴールを奪われた。

 地元メディアは「指揮官解任の運命が待っている」とジダン監督の去就に言及し、後半途中から出場して低パフォーマンスに終わったベルギー代表MFアザールは「恥知らず」と酷評された。地元有力紙「AS」はアザール、FWベンゼマ、MFイスコといった実績のある選手に採点「0点」を付けてこき下ろした。

 レアルといえば、日本代表MF久保建英(19)の<本籍地>である。入団後はビリャレアル、ヘタフェに貸し出されて武者修行に出ている格好だが、今回の10人になった3部クラブ相手の屈辱的な敗戦劇は、久保にとってプラスなのか、それともマイナスに働くのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々