巨人“菅野2世”ドラ1平内に託された「補強減」への重大任務

公開日: 更新日:

 巨人ドラフト1位ルーキー平内龍太投手(22=亜大)が24日、ジャイアンツ球場で行われている新人合同自主トレで、ブルペン投球を行った。中腰に構えた捕手に35球。「日々、強度も上げながら良い感覚で投げられています」とコメントした。

 最速156キロ右腕は「2ケタ勝利」と「新人王」を目標に掲げる。原監督は「菅野2世」と評し、同4位の伊藤とともに2月1日からの宮崎キャンプ一軍メンバー入りを決めており、首脳陣の期待は大きい。

 そんな平内には重要な任務が課されている。昨年を「育成と発掘元年」と位置付けた大塚球団副代表は、DeNAから梶谷と井納をFA補強した際、「巨人は優勝しないといけない。発掘と育成、プラス補強というのは大事。3年後、4年後には今回取った平内とか山崎(同2位)とか堀田(19年ドラフト1位)、その辺が出てくれば、常勝チームができる」とし、育成と発掘を中心としたチームづくりについては「将来的にはやりますよ」とキッパリ明言しているのだ。

■“何でも欲しがる”原監督は契約最終年

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?