“ポスト菅”筆頭 河野太郎はワクチンでコケたら陸連会長へ

公開日: 更新日:

 困難を伴う一大事業である。

 コロナ対策の失敗で支持率が急降下している菅総理。「感染対策の決め手」というワクチン接種の陣頭指揮を託したのが、河野太郎行改担当大臣(58)だ。

 新たにワクチン担当大臣に任命された河野氏は、「ポスト菅」の筆頭候補だ。しかし、コロナワクチンに関しては、供給量の確保や運搬、接種時期、接種する医師や看護師、接種場所の確保など難問は山積している。

 一連のコロナ対策は後手後手で、老人が牛耳る政治にも辟易している多くの国民は、行動力や発信力のある河野氏に期待する声は多い。「次期総理」のアンケート調査でも、「河野太郎」の名前は常に上位にランクされている。

「問題はマニュアルのないワクチン接種事業です。河野大臣がここでつまずけば国民人気も自民党内の評価もガタ落ち。総理候補から名前が消える」(自民党関係者)とみる向きもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」