巨人・秋広の2二塁打は敵に「打たせてもらった」可能性大

公開日: 更新日:

 ビッグルーキーが息を吹き返した。

 巨人ドラフト5位新人・秋広優人(18=二松学舎大付)が、23日のヤクルト戦で2本の二塁打を放って対外試合初打点もマーク。ベース上で身長2メートルの巨躯とは不釣り合いの童顔をほころばせた。

 宮崎1次キャンプの紅白戦2試合で7打数5安打(打率.714)。一躍、「時の人」となったが、他球団との練習試合が始まった沖縄2次キャンプでは3試合で9打数1安打と苦しんでいた。

 この日の2二塁打を映像で確認したというライバル球団のスコアラーは、「とてつもない可能性を秘めているのは間違いない」とその素質を認めながらも、こう続ける。

「2本の二塁打は、いずれも直球でした。1本目はカウント3―2から、やや外寄りの甘い球。2本目は1ボールからやや高めの、これも甘い球だった。確実に仕留めたのはもちろん立派。でも、ヤクルトのバッテリーは直球を待っているところに直球を投げたという感じだった。ベンチの高津監督からサインが出ていたかもしれないね。なにしろ高津監督は、あの松井秀喜にプロ初本塁打を“打たせた”人だから」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒