巨人3年目左腕・高橋が好投“ドラ1の逆襲”に原監督ニンマリ

公開日: 更新日:

 巨人の3年目左腕・高橋優貴(24)が今キャンプ初の対外試合で好投した。

 18日の中日戦で先発し、4回を投げて1安打無失点。許した安打は阿部の二塁打1本だった。「自分も3年目になってだんだん下の子が増えた。負けたくない」とキッパリ言った。

 17日の広島との練習試合で登板した6年目右腕・桜井俊貴(27)も3回無失点。「宮崎キャンプMVP」に挙げた原監督に「桜井もいい。やっぱり宮崎(投手)キャプテンだから」と褒められていた。さるチーム関係者がこう言った。

「原監督は昨年、ここ数年のドラフト1位を中心とした上位入団組がすぐに故障離脱したり、戦力になっていない選手が多いことに苦言を呈した。2018年ドラ1で昨年1勝3敗の高橋、15年ドラ1で2勝4敗に終わった桜井を名指ししたようなもの。尻に火がついた2人の好投に、原監督はニンマリしているでしょう」

 開幕ローテ争いが激しくなってきた。エース菅野、原監督が唯一「開幕2戦目の先発を伝えている」と認めている戸郷、サンチェスは確実。FA加入の井納も濃厚で高橋、桜井の他にも、ドラフト1位ルーキー平内も好投を続けており、畠、今村らが残り2枠を争う構図となっている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  1. 6

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  2. 7

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  3. 8

    ポストシーズンの分配金が示す光と陰…一般職員の年収は約5万ドルで平均未満、“やりがい搾取”の一面も

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    《門田博光の巻》「打撃の求道者」は練習方法もケタ外れだった…僕が地獄を見た“10分”の要求

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁