五輪連覇狙う韓国スター選手が「セクハラ事件」で中国人に

公開日: 更新日:

 韓国では東京五輪での活躍が期待された女子バレーボールの双子姉妹が、中学時代のいじめを理由に代表チームから追放され大騒動になった。今回も有名選手の「イジメ」関連ニュースが飛び込んできた。

 平昌五輪男子ショートトラック1500メートル金メダルのイム・ヒョジュン(25)が中国国籍を取得し帰化したという。

 イムは五輪翌年、代表チームで後輩のズボンを人前で下ろすなどして訴えられ、韓国スケート連盟から1年の資格停止処分を受けた。一度は無罪になったものの、検察が上告して今も裁判は続いているため、代表選手として長期間活動できない状態だ。連覇を目指す来年の北京五輪に間に合わないとみて、中国人になったようだ。

 五輪憲章では、世界選手権などに国の代表として参加したことがあり、かつ国籍を変更した者は、以前の国で最後に代表になってから少なくとも3年が経過していることが五輪に参加できる条件だ。3年という期間については例外規定もある。

 イムが金メダルを手にした平昌五輪で韓国は、アイスホッケーやバイアスロンなどの代表に、19人もの外国人を「特別帰化」させ、国内でも賛否があった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」