再点火に映像不良…東京五輪「聖火リレー」ハプニング続出

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 観衆の中には「聖火が見えない」「密だ」とブーイングを飛ばす人や、「五輪は中止しろ」と声を上げる人も。ただでさえ、ランナーと沿道が離れている上、警備がランナーを囲っているため、ほとんど姿が見えなかったという。これから先も、「五輪中止!」の声が突き付けられるに違いない。

 映像不良、ブーイング、密の発生に加え、トーチの炎が走行中に消えるという、まさかの事態も起きた。すぐに再点火したが、組織委はホームページで〈時間や季節、気候、地域によって大きく変化する日本の環境の中で、美しく、力強い炎をともし続けます〉とうたっている。リレー開始早々に消えるとは「形無し」だ。

「第4波の入り口」とも指摘される現状で始まった聖火リレーに、海外メディアはドッチラケ。「世界がコロナに打ち勝った証しとは、極めて楽観的」(英エコノミスト)、「まさしくポイント・オブ・ノー・リターン」(英BBC)など、日本のような“お祝いムード”とは程遠い。

 出だしからトラブル続きの聖火リレー。ゴールまで無事にたどり着くのか。

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