著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

韓国戦で先制弾の川崎・山根は代表右SBの主軸になれるか?

公開日: 更新日:

山根視来(DF/川崎・27歳)

 新型コロナウイルス禍に加え、日韓関係への懸念から賛否両論が起こる中、3月25日に韓国代表戦(横浜)が行われた。

 日本を勝利へ導くきっかけになったのが、前半17分の山根視来(みき)の先制弾だった。
 
「ああいうところで点を取る気持ち良さのためにサッカーをやっている。喜びが爆発しちゃいました」と思いを吐露した27歳は遅咲きの雑草だ。

 本格的にDFを始めたのも湘南時代。「先を予測してボールを奪える選手にならないと未来はない」と言う恩師である曺貴裁(チョウ・キジェ)監督(現京都監督)の言葉を刻み付けてここまで来た。

 絶対的存在の酒井宏樹(マルセイユ)に加え、室屋成(ハノーファー)も招集できず、右サイドバック(SB)の人材難に陥った今回招集の日本代表。昨年の欧州遠征4試合に参戦した菅原由勢(AZ)はU-24(24歳以下)代表で活動することになり、新戦力台頭は急務の課題だった。

 そこで森保一監督が抜擢したのが、昨季のJでベストイレブン(31試合・4得点・6アシスト)に選ばれた山根。川崎の2冠に貢献した男は、持ち味の攻撃姿勢と推進力を前面に押し出した。

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