巨人-ヤクルト戦“コロナ離脱”計8人でも試合断行の不思議

公開日: 更新日:

 巨人は4日に丸、中島、若林、ウィーラー4選手の新型コロナウイルス陽性が確定した。ヤクルトも西田とスタッフ2人が陽性判定を受け、青木、内川、川端が濃厚接触者として離脱している。ウィーラーは4日のヤクルト戦に「5番・左翼」で出場予定だったが、試合開始直前にメンバー変更となっていた。

 同じようなケースで、メジャーリーグでは、ナショナルズ―メッツの開幕戦が中止。先月にはJリーグのG大阪の選手4人とスタッフ1人が陽性判定となり、開催当日に公式戦が中止となった。Jリーグは「同一クラブにおいて複数名の陽性者および濃厚接触疑い者が発生したことから、感染拡大防止の観点から、本日の開催を中止します」と説明している。

「近鉄魂とはなんだったのか?」など野球関連の著書が多数あるスポーツライターの元永知宏氏は「ウィーラー選手が直前に陽性判定となったのに試合を決行したのは驚きました」とこう続ける。

「主催者の巨人とNPBは責任を負う覚悟があって決断したのでしょうから尊重はします。ただ、野球の場合、ベンチ内は密になっているし、選手の大部分はマスクをしないで会話をしています。ウィーラー選手は試合直前の円陣にも加わっていました。周囲の選手は大丈夫なのでしょうか。違和感というか、そういう疑問は湧いてきます。もしクラスターに発展したらという怖さも感じます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状