久保健英の厳しい末路 レアル戦出番なしでアピールできず

公開日: 更新日:

 日本時間19日午前4時キックオフのヘタフェ―レアル・マドリード戦はヘタフェ所属の日本代表MF久保建英(19)の動向に注目が集まった。

 もし出番があれば、今季前半にプレーしていたビリャレアル時代を含め、保有元であるレアルと<異例の1シーズン3回目の顔合わせ>になるからである。

 直近の5試合勝ち星なしで15位のヘタフェ。降格圏内の18位エルチェとの勝ち点差は4。強豪相手でも勝ち点1をもぎ取りたい。守備力に難のある久保はサブに回った。

 ケガ人続出でベストの布陣が組めなかったレアルに対してヘタフェが攻勢に出る場面も多く、レアルの守護神クルトワのビッグセーブがなければ2、3点はヘタフェに入っていたはず。もっともスコアレスドローで勝ち点1ゲットでも十分のヘタフェ。後半途中から3選手を交代させたが、攻撃系選手の久保にはお呼びがかからなかった。

「上位チームから勝ち点を奪うには、前線の選手にも相応の運動量と守備力が求められるが、どうしても久保では力不足となる。レアル戦の出番なしは致し方なく、今後も降格阻止のために泥くさくファイトしなければならないヘタフェで久保の出番はあるのか? 厳しい状況が続くでしょう」(元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏)

 保有元レアルにアピールする機会もなかった久保。来季の去就を含めて先行きは不透明――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」